お見合いの会話で使い分け!「オープン・クエスチョン」と「クローズド・クエスチョン」

  • 2022年08月25日
  • 最終更新日: 2022年08月26日

皆さんは、「オープン・クエスチョン」と「クローズド・クエスチョン」という言葉を聞いたことがありますか?

営業の方や商談をする機会が多いお仕事の方は聞いたことがあるのではないでしょうか。

この2つの言葉は、相手に対する質問方式を表しています。

オープン・クエスチョンとは?

まず、オープン・クエスチョンとは、回答の範囲を制限せず、聞かれた相手が自由な形式で答えることができる質問の事を言います。

たとえば、「休日は何をして過ごすことが多いですか?」や「好きな芸能人はだれですか?」「おすすめのご飯屋さんありますか?」などの質問が該当します。

クローズド・クエスチョンとは?

一方で、クローズド・クエスチョンとは、選択肢を用意し、その中から選ばせる、回答を制限した質問のことを言います。

「犬と猫だったらどちらが好きですか?」などの2択で答えられる質問や、「昨日はよく眠れましたか?」などの「はい」「いいえ」で答えられる質問がクローズド・クエスチョンになります。

メリットとデメリット

どちらにもメリットとデメリットがあり、会話の中でシチュエーションや相手の反応を見ながら適切に使い分けていくことが大切になります。

お見合いでは初対面の状態から会話をしなければならないので、特にこの2つの使い分けが会話を盛り上げるコツになります。

オープン・クエスチョンのメリット

オープン・クエスチョンに対して回答者は自由に答えられるので、相手の好みや人となり、普段の姿などが答えを通して見えてきます。

短い時間で相手のことをなるべく多く知らなければいけないお見合いではとても重要ですね。

さらに、回答からさらに深堀したり、別の質問に繋げてみたり、会話を広げるのに大いに役立ってくれます。

オープン・クエスチョンのデメリット

逆に、デメリットとしては、回答者の負担が大きいことが挙げられます。

自由に回答できるからこそ、「どう答えよう」と考える時間が必要になります。

お見合いでは簡単な質問しかしないのであまり心配する必要はないかもしれませんが、あまりにもオープン・クエスチョンが連続すると、「自分ばかり答えている、自分のことばかり知られている」という印象になってしまうかもしれません。

クローズド・クエスチョンのメリット

逆にクローズド・クエスチョンは、回答者が答えやすいというのが最大のメリット。

考えずに答えられるので負担も少ないですし、回答に時間がかからないため、会話をテンポよく進めることができます。

お見合いは1時間程度と時間に制限がありますので、ある程度テンポよく会話を進めることも大切です。

クローズド・クエスチョンのデメリット

しかしあまりにもクローズド・クエスチョンが続くと、尋問されているようなネガティブな印象を与えてしまいます。

短い答えで完結してしまい会話を広げにくいので、会話が盛り上がりにくいという性質もあります。

初対面の相手から尋問のように質問されて特に深堀もなかった、とう印象では交際につながりません。

お見合いの場では、連続して使用することは避けた方がいいでしょう。

会話での使い分け

相手が会話が苦手そうだなと感じたら少しクローズド・クエスチョンを多めにして会話のテンポを上げてみたり、もう少し会話を広げたいなと思ったらオープン・クエスチョンを入れてみたり。

普段から意識せずとも出来ている方もいらっしゃるかもしれませんが、相手の様子を見ながら2つを使い分けてみると、お見合いの成功率も上がると思います。

普段の会話からちょっとずつ意識してみてください。

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執筆者

東京店再婚エージェント

修行

東京店にて、活動中の会員をサポート中。
電話相談や来店相談などで親身に悩みを聞き出し、ひとりひとりにあった的確なアドバイスを与えるよう意識しています。
悩んでいる会員さんを、持ち前の明るさと営業職で培ったコミュニケーション能力で励まし、笑顔にすることにやりがいを感じています。