今度こそ幸せになるために～パートナーと子どもの相性～

再婚を考えている方の中で、お子さんがいらっしゃる方もいると思います。

子どもが大きくなって自分の幸せを考えられるようになった方もいらっしゃれば、子どもがまだ小さく、余裕のある生活のためにお相手を探している方もいらっしゃるでしょう。

中には「子どものことを考えたら再婚しないほうがいいかも…」と迷われている方もいらっしゃるかもしれません。

結婚生活からやっと解放されて、やっと自分の時間を謳歌できる！と明るい気持ちの方もいるかもしれませんね。

離婚した経験を経て、皆さんさまざまな感情でいると思います。

再婚は子どもの環境に良くないのでは？

そんな言葉を聞くことがあるかもしれません。

しかし、必ずしもそうではないと私は思います。

子どもから言わせてもらえば、親が幸せそうな姿を見るのが一番嬉しいのです。

実際に周りにも親が再婚した、という友人が何人かいますが、その子たちが思春期に荒れたり、家庭に対してマイナスな感情を抱いていたか、というとそうではありませんでした。

「お母さんも幸せそうだし、新しいお父さんもとてもいい人。前の家より今の家の方が私も好き」と友人はよく言っていました。

子どもからしたら、大好きなお父さん／お母さんがつらい思いをしている、そんな状況が一番つらいのです。

離婚、再婚を経てお父さん／お母さんが幸せに暮らせるのであれば、それが子どもにとっても幸せです。

再婚して前の家庭よりも幸せな家庭を作ること、そのために欠かせないのは、相手と子どもの相性です。

子どもと相手の相性が良くないと、再婚後の家庭で子どもが我慢してしまったり、家庭内でなかなか自分を出せなくなってしまいます。

一度自分の子どもと相手が話す姿を見ると、より相手の人柄が見え、将来をイメージしやすくなります。

お子さんが大きい場合、再婚するタイミングで初めて紹介されたら、「なんで今まで言ってくれなかったの？」と不信感を抱いてしまう可能性もなくはありません。

子どものためにも、自分の将来のためにも、相手がどのように自分の子どもと接するのか見ておくといいでしょう。

段階が進んでからでいいとは思いますが、交際期間に一度、子どもとも一緒に会ってもらうことをおすすめします。

「親であるからには、子どもの幸せが最優先」

子どもをもつ親がそう考えるのと同じように、子どもも親が幸せでいてほしいのです。

我慢している姿より、新しい人と幸せそうに笑っている姿を見た方が子どもも満足です。

子どもがいるからとためらっているのであれば、子どものために一歩踏み出してみてください。

そして、再婚して今よりも幸せになれるかどうか、一人で考えるのではなく、お子さんと一緒に考えてみてはいかがでしょうか。