離婚経験を共有・理解してこそ、真のパートナー

  • 2022年08月25日
  • 最終更新日: 2022年08月26日

結婚すると、それぞれの家庭にストーリーが生まれます。

それに伴い、離婚経験がある場合、なぜ離婚に至ったかの経緯も一人一人異なります。

 

再婚時の婚活で出会う相手は、初婚の人もいれば、自分と同じように再婚相手を探している人もいます。

 

初婚の人と初対面で会ったとき、離婚のことを話すのは少し気が引ける。

また、再婚同士で会ったとき、お互いにとって過去のことを話すのはタブーなのではないか。

そう思う人もいるかもしれません。

 

もちろん、初対面の人相手なのだから、楽しい話題が多い方が楽しい雰囲気になるでしょう。

しかし、お見合いの相手は、あなたのことを知るために今日時間を作って会いに来ているのです。

ただ楽しくおしゃべりをしに来ているわけではありません。

 

交際に進む相手を見極めるためにも、再び幸せになる相手を効率よく見つけるためにも、お見合いの時間で相手を知ることが大切です。

 

離婚に至った経緯については、相手を知る上では重要なポイントです。

 

どんな家庭だったのか、どういう理由で離婚したのか、それを聞くことで相手の人格や家庭での過ごし方、今後の相手に求めることが見えてきます。

 

過去の過ごし方を振り返って反省して、次はもっとこうしよう、と心新たに決意している人もいると思います。

離婚を経験して、相手は今後どのような家庭を望んでいるのか、どのような気持ちで再婚活動をしているのか、お見合いでしっかり聞いておくこと。

 

もちろん、自分のことについてもしっかり話すこと。

 

相手に聞いてばかりでは相手の負担になりますし、尋問のようなイメージを与え不快に思われてしまいます。

話を濁したり、話すことから逃げてしまっては相手に失礼です。

 

むしろ、相手に聞くよりも前に自分から打ち明けた方が、相手も話しやすい雰囲気になりますね。

特に女性は、男性に話題をリードしてほしいと思っています。

男性の皆さんはぜひ自分から切り出してみてください。頼りがいのある印象を与えることができます。

 

経験を共有し、自分の考え方や今の気持ち、将来への期待を理解してもらう。

その上で「また会いたい」と言ってくれる相手こそ、真の理解者であり今後の自分を支えてくれる人です。

目の前の人がその人なのかを見極めるためにも、お見合いの場ではお互い正直に自分の過去について、そして今の気持ちについて語り合うのが良いのです。

 

会話において相手が求めていることは「共感」です。

 

離婚経緯などは初対面の相手には話しづらいと思いますし、もしかしたら相手にとっては辛い思い出かもしれません。

話を聞いているときは、ただ単純に「聞く」のではなく、共感しながら心から「聴く」ことを意識しましょう。

 

お見合いで緊張した空気感の中、正直に過去のことを打ち明けてくれたこと、そして、自分の話にもしっかり耳を傾けて共感してくれたこと、これらは人柄の良さ、誠実さを相手に感じさせ、あなたのポイントがぐっと上がるはずです。

 

過去のことを隠していた方がうまくいくかも…など思わず、自分をさらけ出し、自分のすべてを理解し受け入れてくれるパートナーを選びましょう。

その人と一緒なら、きっと今までよりも幸せな生活を手に入れることができるはずです。

執筆者

東京店再婚エージェント

修行

東京店にて、活動中の会員をサポート中。
電話相談や来店相談などで親身に悩みを聞き出し、ひとりひとりにあった的確なアドバイスを与えるよう意識しています。
悩んでいる会員さんを、持ち前の明るさと営業職で培ったコミュニケーション能力で励まし、笑顔にすることにやりがいを感じています。